救世主!駅の靴修理屋さん

今年はウェッジソールのサンダルが欲しくて、夏前から探すもお店にはまだサンダルが並んでいない時期だったので、フリマサイトで3足も購入して夏に備えていた私。

こういうサンダルが欲しい、というのすでに頭にあって、でも店頭を探してもなかなか見つからない、そういう時に、フリマサイトはすごく便利。靴は試着しないと自分に合っているかわからないから、ある意味賭けでもあるのだが、そうなると2,3万円するサンダルをネットで買うというのは不安なので、わたしはフリマサイトで失敗しても大丈夫なように2,3足選んで購入。

もとは、百貨店で2万円ほどするようなサンダルを3000円くらいで購入できるのだから、気が楽なのです。

が、悲劇は起きた・・・苦笑

7月上旬のある日。見た目はとてもきれいなサンダルを履いて新宿で、仕事関係の知り合いとランチの約束があった。そのサンダルは買って2回すでに履いていたので、履き心地も知っていたし、何の問題もなく、ふんふんと。

しかし、その日はお昼からお酒を飲むだろうから、と最寄り駅まで歩いていると、なんとサンダルのゴム底がぺろんと見事に取れてしまった!!

ひゃー、どうしよ・・・慌てた私は、ひとまず駅の文具店に入り、瞬間接着剤を買って、スーパーのトイレで接着剤で貼って取り繕うとした。なかなか乾かず・・・おかしいなぁ・・・と

待ち合わせ時間が迫ってきて焦る・・・

とりあえず、そっと歩きながら、新宿まで電車に乗ることに。しかし、電車に乗ったところで、やはり靴底はまたしてもはがれ恥ずかしい状態。靴底だけを持ってそっとバッグに隠す・・・泣

となっては、そうだ!新宿駅降りてすぐのところに靴の修理やMISTER MINITがあるじゃないか!そこに駆け込もうときめて、新宿に向かう電車の中で、お相手の方に正直に「靴底がはがれてしまい、靴の修理屋さんに寄るので、30分ほど遅れる」と謝りの連絡を入れた。幸いお相手の方も仕事が押して、同じく30分ほど遅れそうだったのでこっちとしては一安心。

新宿駅に着いてから、修理屋さんに駆け込んだ。

寡黙な職人肌の店員が「自分で適当な接着剤でつけようとしない方がよかったですね・・・この接着剤をはがす作業もあるので、ちょっとお時間いただきますが、直せます」

と言われたので、わたしは平謝りしながら、スリッパをお借りしてお店の前の椅子にかけて20分ほど待っていたら、「できました」と。

見事にきれいに張り直してくれた・・・涙

この時、改めて東京という都会のこの便利さを心の底から有難く思ったわ。

2800円程度で、完璧に直してくれたクオリティの高い仕事っぷり。駅の近くに当たり前のようにあるけれど、私のような人間が、出かけるタイミングで、靴にトラブル発生、なんてことがほかにもあるってことなのでしょう。どういうシチュエーションで困っている人がいるのかを知り尽くしてそこに店舗を置く、という計画の良さ。

ありがたやありがたや・・・

ひそかに、どの駅近にもある、こういうひっそりと佇む小さな靴の修理屋さんをわたしはいつも尊敬のまなざしで眺めている。

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