”苦行”の読書 ~遠藤周作『沈黙』~

遠藤周作の代表作。江戸時代のキリシタン迫害の史実小説と言うことだけは知っていて、キリストの踏み絵を踏ませて、さらに信徒を拷問するシーンを想像すると惨い。こういう小説は楽しものではないのはわかっているから、読むことを今まで…

わたしはポジティブ先輩。

夏の終わりから秋にかけて、介護の資格を取ろうと資格の学校に通った。その日数は15日。朝から夕方までみっちりと講習があったので、おのずと講師の先生と受講者の方と親しくなることができた。 一期一会ってこういうことなのね。これ…

素敵な小説に偶然出逢えて・・・

素敵な小説に偶然出逢えた。 森沢明夫の『大事なことほど小声でささやく』(幻冬舎文庫:平成27年出版) この文庫本は、国分寺駅の南口にある小さな古書店に、ふらっと立ち寄った時に店頭で100円で売っていた本。タイトルに惹かれ…

老婦人と車の続きのはなし

お隣にすむ89歳の老婦人が、車の運転はしない、と約束していたご家族に内緒で、ちょこちょこひとりで危なっかしく車に乗って出かけていたという話。