“The Mozart Question” By M.Morpurgo

As I have already been writing, I love classical music, kind familiar with music and that culture. And I also love reading novels. I love to drop in Library.

たまたま立ち寄った近所の図書館。そのヤングアダルト(青少年向け)コーナーの洋書棚にあったこの1冊。100ページほどのペーパーバックで文字も大きく、児童向け?これなら最近洋書を読んでいなかった私でも読めそう、と軽い気持ちで借りてきた。

こういう本との出会いって、なんだか運命的。It’s like a fate.

reading “the Mozart Question” . in front of me is my daughter

モーツアルトの曲は弾かず、なぜモーツァルトを弾かないのかについても、その話はインタビューで聞かれてもしない、質問すらしないように、ということで世界的に有名なバイオリニスト Paolo Levi のものがたり。

それは、彼が子供の頃。彼の両親がバイオリンを辞めたことにさかのぼり、バイオリンを弾いていたことすら本当かどうか、それほどバイオリンは過去のものとされていたところに、偶然息子であるPaoloが路上バイオリン弾きのBenjaminおじいさんと出逢うところから、話は発展し・・・彼とPaoloの両親に隠された秘密の過去。

まさか第二次世界大戦のナチスの悲しい歴史が織り交ざっていたとは!という驚き。ユダヤ人収容所でクラシックの音楽家たちが集められ、収容所に来た人たちの前で演奏をさせられていた、その時演奏されていた曲は、モーツアルトの曲が多かったそうだ、というおそらく実際の回顧録から見つけた話に衝撃を受け、作者がこの物語を書いたのだ。

モーツァルトが好きだった音楽家も、その後生き延びた後には、モーツァルトの曲を聴くこと弾くことも、どんなにつらいものになるだろうか・・・そのことを息子Paoloを通してものがたりとして伝える、なんていう手法の悲しくも素晴らしい物語なのだろう・・・

こっそり、Benjaminにバイオリンを教わって上手に弾けるようになっていたPaoloが、両親の前で初めて曲を弾いてあげるシーン。お父さんが、複雑な気持ちでこう言う。

‘So long as it’s not Mozart.’ So I played the Winter movement from Vivardi’s Four Seasons, Benjamin’s favorite piece.

Page 93

わぁ・・・!Instead of Mozart, He played Vivardi’s Winter!! わたしのもしかしたら一番お気に入りの曲かもしれない、ビバルディの四季から冬の第一楽章・・・読みながら、バイオリンの音色が心に響いてくるこの感じ。またしても感動・・・

第二次大戦のナチスの影響で、人々がどんな哀しい人生を送ってきていたのか、そんなテーマの映画や小説はやはり想像を絶するほどに、深い悲しみであり、そういうストーリーは現代を生きる私たちに忘れてはいけない歴史であることをしっかりと伝えてくれる。だから、このテーマになっている作品は私にとっていつでも、記憶に刻まれso much inspired for my life.

ちなみに、このペーパーバックは子供向けではあるが、やはり大人こそ読みたい一冊でもあり。英語に苦手意識のある日本人でもぜひ原書で!読めます!

ちなみに、邦訳本も出ている。

邦訳だとタイトルは、『モーツァルトはおことわり』タイトルが、なんだかね・・・ぱっとしないし、挿絵がカラーになっていてそれは素敵なのだが、文章が多くなり、原書とはだいぶ差を感じる。

出来れば、原書で読むことをお勧めしたい。

そして、わたしは Michael Morpurgo という作家のほかの作品ももっと読みたいと強く思っている。