わたしは主人公。

この夏、遅ればせながら本屋大賞受賞し、売れに売れまくった朝井リョウ氏の『イン・ザ・メガチャーチ』を読んだ。

ご存知のように、とっても分厚い小説なので躊躇していたが、小説なら長いのが良い、という速読家の息子がまず読んで、その後わたしも読めば元は取れる、という打算的な考えから、くまざわ書店で購入。

息子が読み終えた後に、軽く感想は聞いていたが、なるほど、わたしも読んでみると前半は気が滅入るようなテンポ・・・なかなか苦戦。煮えくり返らない3人の主人公の描写にいらだち、気づけば気絶するようにソファで寝落ちしたことも・・・

しかしながら、どんどん後半に進むにつれて目が離せなくなり、読後は著者本人も言うように”読後、爽やかさはなく不快感が残るような作品”ではあるものの、あまりにも現代の日本社会に生きる思想ヤバくなっていく人たちが上手く描かれていて、感動した。

朝井リョウは、相当な秀才作家だ。脳みその回転が高速なのだろうな・・・

というところで、ブックレビューは良いとして。読んでいると、若者は知っている用語が小説にも出てきて、世の中のSNSや動画の情報に疎い私にとっては何のこと言ってるのかわかんない。なんとなく流しながら読んでいたが、その中でも、”INFP 繊細さん”というのがわからなかった。ADHDという単語も出てきていたので、あ、繊細な発達障害のこと?なんて勝手に解釈していて、息子に「ねぇ、INFPって何か知ってる?発達障害みたいな精神的な病のこと?」と聞くと、「病気じゃない、性格のこと。mtbi診断っていうスゴイ細かい質問をたくさん回答していくと、自分がどんな性格なのかがわかる性格診断があるんだよ、やって見なよ、けっこうおもしろいよ」と勧めてくれた。中学生の娘も「え、ママmbti診断知らないの?みんなやってるよ~」と言う。

へぇ・・・と、息子に出してもらったmtbi診断のサイトを見て、質問にできるだけ正直に答えていく・・・それにしても、質問が多い、なかなか終わらない・・・15分ほど答え続けていたら、やっと診断結果が出た。

へぇ、わたしは、主人公(ENFJーT)だって。と読み進めていくと、

あなたは、カリスマ性・共感力・理想主義という独特な気質の組み合わせを備えていて、どんな場面でも際立った存在感を示す傾向があります。・・・・コミュニケーションの面でも才能が有るので、情熱と信念を持って先見の明のあるアイデアを明確に示し、他者を巻き込み、やる気を起こさせることができます。

そして、弱みも、共感力があるがために、他者に尽力するあまり自己犠牲しがち、とか、調和を優先するあまり、必要な対立を避けてしまいがち、とかなんかそういわれるとそうかも・・・なんでそんなわたしのことわかるの!?なんて、驚くほど嬉しくなっている。なにせ、診断結果の画面をスクショして、時々スマホ開いてその画面を読み返し、自己満足している自分がいるのだ・・・

自分に自信がない時に、こういう診断を読むとなんか、その気になっちゃうよね・・・

なんか、こういうのにすがってしまう単純バカな自分。

でも、家族であなたはどんなタイプ?え、冒険家なのね、エンターテイナーなのか・・・とかそんな話題で楽しめるのなら良いか。

自分の強み、真に受けて、もし今後のキャリアに生かせるのなら、それもすごく良さそう。スクショした画面を見てひとりほくそ笑んでるだけのあたし。どうする?

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